不倫相手はなぜ既婚者を選ぶのか?

 

こんにちは。
カウンセラーのNAOKO(松宮直子)です。

 

「不倫相手はなぜ既婚者を選ぶのでしょうか?」

 

今回は、独身女性・既婚男性というケースで見ていきましょう。

 

普通に考えたら、一対一の関係の方がいいですよね。

 

不倫という関係を続ける限りは、周りの人に紹介もできません。(おかしな神経の持ち主は、紹介しているのでしょうが)

 

会う場所も限られてしまい、まさに日陰の女。

 

週末になると、会いたくても会えなくなる。

 

クリスマスや年末年始、お盆の時期も、思うように会えない。

 

彼が奥さんや家族の元で過ごしているのかと思うと胸がざわざわ・・・・。

 

あぁ・・私はやっぱり二番手の女なんだわ・・と改めて実感をする。

 

彼と会えない日は、とてつもない悲しみと不安に駆られる。

 

本当に彼といつか一緒になれるのかなぁ。いつまでこの関係が続くのかなぁ。

 

でも、夫婦関係は上手くいっていないって言うし。離婚も考えているって言うし。

 

うん、いつか一緒になれるはず。

 

だから、今は寂しくても耐えないと・・・・。

 

(と、こんなことを想像しながら書きつつも、現実味のない関係性だなぁ・・と思う私(;^_^A)

 

 

さぁ・・やっと週末も終わり彼と会える日が増えるわ!

 

仕事が終わってすぐに私に会いに来てくれる。

 

私といるときが一番心が安らぐ・・幸せを感じられると言ってくれる彼。

 

私のことが一番大切、一番大好き、一番愛してくれると言ってくれる彼。

 

妻と出会っていなかったら、必ず君を選ぶと言ってくれる彼。

 

クリスマスやお誕生日には、プレゼントをくれる彼。

 

奥さんにはもう何年もプレゼントなんてしていないって言っていた彼。

 

私だけが彼からの愛情を貰えている。

 

奥さんにはしていないことを私にだけはしてくれる。

 

私って愛されているのね。奥さんよりも、彼は私を選んでくれている。

 

 

不倫相手がなぜ独身男性ではなく、既婚男性を選ぶのかはもうお分かりでしょうか?

 

それは相手が独身だったら「到底得られない優越感を感じられるため」です。

 

”奥さんよりも大事にしてもらっているという優越感”

 

”奥さんよりも愛されているという優越感(錯覚ですが)”

 

”奥さんよりも、私を優先してくれているという優越感”

 

裏を返すと、誰かと比べて自分が一番優れているという実感を得られないと自分を保てないのです。

 

でも、不倫関係を続けている限り、その実感を得られるのは「ほんの一瞬だけ」です。

 

1日の中でほんの少しの時間だけ。

 

それ以外は、いつも心の中では”自分は二番手である”と思っている。

 

そう思いたくないけれど、気分はいつもジェットコースター。

 

ただ、このジェットコースターがあるからこそ、”ほんの一瞬の優越感が自分を最大限に満たしてくれる”のです。

 

自分は誰かと比べて優れている。

 

自分という価値を感じられる瞬間。

 

それもほんの一瞬だけどね。

 

 

不倫相手がエスカレートしてきて、妻の方へコンタクトを取ってくるときもあります。

 

「私の方が愛されているんです」

 

「彼は、奥さんとは離婚をして私と一緒になると言ってくれています」

 

あれは、本当はこの”優越感が満たされなくなった時”なのです。

 

彼の心はやっぱり自分にはない・・と感じて不安になったとき。

 

不倫相手の行動が酷くなるときがあります。

 

妻に対して「私の方が愛されているのよ!」と行動化してきたときは、優越感が空っぽになったとき。

 

優越感どころか、自分はやっぱり愛されていない、必要とされていないと実感してしまったのです。

 

そんなときに、妻に対しても嫌がらせが始まるときがあります。

 

もちろん、既婚男性に対してもストーカーのように嫌がらせをすることもあります。

 

本当に相手のことを大事に想っていたら、まず嫌がらせなんてできませんからね。

 

結局、不倫相手も相手のことを本当に大切に想う力などなく、自分の中にある幼児的欲求を満たしたいだけ。

 

それが満たされなくなった途端に、逆上してストーカーになったり、やたらと「私の方が愛されているアピール」をしてくるのです。

 

 

”好きになった人がたまたま既婚者だっただけ”

 

確かに、最初は既婚者だとわからずに好きになってしまうこともあるでしょう。

 

でも、妻も子供もいて「人の物」ですよ。

 

人の物という言い方もおかしいですが、”守るべき人がいる立場”なのです。

 

普通は、不倫相手という立場でいることに耐えられなくなるものです。

 

不倫という関係を続けている限りは、常に”二番手”であり”日陰の女”なのですから。

 

自分の価値を下げないと、到底不倫など続けられるはずもありません。

 

選ばれているのではなく、弄ばれているだけ。

 

都合のいい女であるだけ。

 

一瞬の優越感を感じられたとしても、最後は優越感どころか”更に自分の価値を下げてしまう”ことになります。

 

それが現実味のない”不倫”なのです。

 

自分の価値を下げ、人の家庭もめちゃくちゃにしてしまうのが不倫。

 

不倫をしていることで優越感を感じられるどころか”自分の価値を下げている”ということに気付くべきでしょう。

 

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不倫問題専門 心理カウンセラーNAOKO(松宮直子)

 

1974年 東京生まれ。H28 5月〜富山県から地元でもある東京へ拠点を移しました。更に活動の幅を広げていく予定です。

 

相談実績3,000件以上 カウンセラー歴10年 主に、夫の不倫問題に対処するためのカウンセリングや、夫の不倫後の妻の心のケアのカウンセリングを行っています。

 

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