不倫問題を乗り越えるには、自尊心を取り戻していくことが大切
こんにちは。
カウンセラーのNAOKOです。
夫の不倫が発覚した時は、身も心もズタズタに傷つきますよね。
「私よりも不倫相手の方が魅力的だったから、夫は不倫をしたんだ」
「私はもう愛される価値もない人間なんだ。不倫相手は夫に愛されているから価値があるんだ」
このように思ってしまうことが多いと思います。
特に女性は【物事を主体的に捉える傾向】がありますので、どうしても「自分」と「相手」とを比べてしまいます。
ですから、不倫をされた=魅力がなくなった、愛される価値がなくなったとのように感じてしまうんですよね。
不倫が発覚した当初は、誰もがこのように感じてしまうのではないでしょうか?
しかし、実際に不倫問題が浮上する時というのは、
・夫と妻との関係性
・夫自身のメンタル状態
この2つが大きく関わっています。
夫と妻との関係性については、お互いに相手に求めるものが少しずつ変化していくことによって、バランスが崩れてきたときです。
愛情のすれ違いやコミュニケーション不足ですね。
コミュニケーションが不足していると、相手が何を求めているのかに気づきにくくなります。
夫自身のメンタル状態としては、仕事での強いストレスや心の癖による「思い込み」の蓄積などです。
心の深い部分で問題が浮上しているにも関わらず、そこから目をそらした結果、不倫に至っているケースの方が多いです。
自分が否定されたような、価値がなくなってしまったような感覚に陥ることもあるかもしれませんが、少しずつ「自分自身の価値は何ら変わっていない」という感覚を取り戻してあげて欲しいと思います。
不倫が終息して夫婦関係を一から築いていこうと思うときに、「自分には価値がない、魅力がない」と強く感じていると、様々な弊害が出てきてしまいます。
例えば・・
「ありのままの自分には価値がないから、良い妻を頑張るしかない」
この思考が強くなると、「相手に尽くすこと」で、相手を繋ぎ留めようとしてしまいます。
徐々に、「頑張っている自分」にしか価値が感じられず、ありのままの自分と向き合ったときに空虚感に襲われてしまいます。
「夫に対して常に傷ついている姿を見せていないと、また夫が他の女のところに行ってしまうかもしれない」
この思考が強くなると、夫に罪悪感を持たせることで、夫を繋ぎ留めようとしてしまいます。
笑顔で接してしまうと、夫は「許された」と思って「安心して」また他の女性のところに行ってしまうのではないか・・という怖れがあるんですね。
自分自身に価値がない、魅力がないと感じ続けてしまうと、不倫が終息をしたとしても「ありのままの自分でいること」が難しくなってしまいます。
夫と一から新しい関係性を築くときは、「ありのままのあなた」を認めてあげながら【夫との関係性】や【自分の心や夫の心】に焦点を当てていくことが大切です。
「ありのままのあなた」で良いのです。どうかこのことを忘れないで下さいね。
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不倫問題専門 心理カウンセラーNAOKO(松宮直子)
1974年 東京生まれ。H28 5月〜富山県から東京へ拠点を移しました。更に活動の幅を広げていく予定です。
相談実績2,500件以上 主に、夫の不倫問題に対処するためのカウンセリングや、夫の不倫後の妻の心のケアのカウンセリングを行っています。
ご相談者さまの「心に寄り添い」「最大限に自己解決能力を引き出す」ことを何よりも大切にしています。
口コミで知名度も上がり(ありがとうございます)、リピート率も高いため、最も予約が取りづらいカウンセラーと化しています(^_^;)。