「惨め」なのは妻?それとも不倫相手?


こんにちは。
カウンセラーのNAOKO(松宮直子)です。



「不倫女から見た妻はきっと惨めなのだろう・・」という記事が目に留まりました。


妻からしたら、大好きな夫を奪われて、身も心もボロボロになり、一方不倫相手は「私が奪ってやったわ!」という優越感に浸りながら勝ち誇っている。


不倫相手が自分よりも若い年齢だと、自分の年齢に腹正しさを感じ、「敵いっこない」という絶望感に襲われることもあるでしょう。


自分の姿を鏡で見るのも嫌になる・・とまで感じる方もいます。


誰でも、不倫をされた妻は思うのではないでしょうか。それが自然だと思います。


ただ、「そこに真実があるか?」というとそうではないと思います。


実際に、不倫相手という立場の方と関わったこともあるのですが、不倫相手側からすると心のどこかで「妻には敵わない」と思っています。


そのように思っている人ほど、妻を攻撃したり、妻と自分を比べて「自分は勝っている」と誇示します。


必死でそのように「思い込もう」とします。


本当は、「私は二番手なんだ」「妻という立場にはなれないんだ」「本当は身体だけ?」という猜疑心でいっぱいです。


それも当然ですよね。不倫は不倫でしかありませんから。



人と人との絆を深めるには、「信頼関係」が必要不可欠です。


でも、不倫者同士は「信頼関係」などなく、嘘偽りで固められていることがほとんどです。


既婚男性も不倫相手も「虚栄心」ばかりが大きくなり、嘘で塗り固められた自分を演じる。


「奥さんより、私の方が料理が上手よ」


「私なら奥さんよりも、もっとあなたのことを大切にするのに」


どの口がほざいているのでしょうか。(たまに毒を吐きます^^;)


既婚男性は、


「妻よりも君の方が綺麗だし、愛しているよ。もう離さないよ。一生、俺の傍にいてくれないか。」


「俺は、結婚なんて形式なものはいらない。ただ、君が傍にいてくれればいいんだ。だからこのまま関係を続けよう。」


綺麗事言っているように見えて、実は不倫相手の未来など1ミリも考えていないセリフ。


こんな薄っぺらいやり取りがエンドレスに続くのが不倫です。


私は「不倫相手」という立場になりたいとも思いません。


既婚男性が都合の良いときだけに「使われる女」にはなりたくありません。


不倫という関係で、相手の「立場」や「未来」を真剣に考えている人など見たことありません。


既婚男性も不倫相手も。


ただ、刺激があって、都合の良いときに遊べるおもちゃを手放したくないだけです。


実際に、既婚男性が不倫相手のことをなんて言っていると思いますか?


「都合の良いときだけ遊べるおもちゃ」


何度聞いたでしょうか。


不倫相手が優越感を感じられるときなんて「一瞬」です。


妻よりも高価な物を買ってもらったとき。妻よりも素敵な場所へ連れて行ってもらったとき。


その場限りの「一瞬」です。


信頼関係などないですから、不倫者同士はその「出来事」を必死に「記録」したり、必死に「お揃いのものを身に付けたり」します。


信頼関係があれば、いちいち細かく記録しませんからね。


そんなにお揃いのものばかり付けることもないでしょう。


これらの行動は「信頼関係のない表れ」でもあり「未来のない表れ」なのです。



ちなみに、不倫者同士がよく行う性的行為を「動画に収める」「写真を撮る」行為は、「刺激を継続させたいだけ」なんです。


刺激が得られるのは行為の「一瞬だけ」なので、それだけでは足りないんです。


刺激が継続できるように「保存」するのです。それをコレクションにしている人もいますからね。


そこに相手への「想い」があるか?というとそうではありません。


本当に相手のことを大切に想うのであれば、そんな神聖なことを「保存」などしないでしょう。


正直、人間以下の扱いなんですよ。心も身体も尊重されていないのですから。


不倫相手の方がよっぽど「惨め」だと感じます。そのように思っている不倫相手も多いです。


心も身体も未来も尊重されない扱いってどうなの?って思いますからね。


それらを「不倫相手は受け入れている」ということなのです。


つまり、「私はおもちゃでもいいのよ〜。未来なんて関係ないわ。今が良ければそれでいいのよ。」と自分の人生を蔑む。


それ以外に、幸せになる方法を知らないし、幸せになんてなる価値もないと思っているのです。



突然降ってかかったように起こってしまった不倫問題。


誰にでも起こり得る問題でもあるのですが、起こってしまうと妻は身も心も蝕まれます。


生きていると色々な辛いこともありますが、それを未然に防ぐということほど難しいことはありません。


だからこそ、起こってしまったときは、自分を守りながら対処をしていくしかないのです。


そのためにも、自分の心と身体は誰よりも大切にし、尊重してあげましょうね。




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不倫問題専門 心理カウンセラーNAOKO(松宮直子)


1974年 東京生まれ。H28 5月〜富山県から地元でもある東京へ拠点を移しました。更に活動の幅を広げていく予定です。


相談実績3,000件以上 カウンセラー歴10年 主に、夫の不倫問題に対処するためのカウンセリングや、夫の不倫後の妻の心のケアのカウンセリングを行っています。


ご相談者さまの「心に寄り添い」「最大限に自己解決能力を引き出す」ことを何よりも大切にしています。


口コミで知名度も上がり(ありがとうございます)、リピート率も高いため、最も予約が取りづらいカウンセラーと化しています(^_^;)。


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