不倫を繰り返さないために・・
こんにちは。
カウンセラーのNAOKOです。
不倫をする夫に共通しているな・・と感じることは、
妻に対して人間であるがゆえの「不完全さ」を受け入れることができていないことが多々あります。
人間なのですから誰でも「完璧な人」なんていないのですが、妻の「できていない部分」を許せなくて、それを持っているであろう不倫相手に求めてしまう。
例えば、
妻がお料理を作るのが苦手な場合は、不倫相手は完璧なまでの料理上手だったり。
この場合、不倫をする人の脳内は「パズル」になっているんですね。
自分が思い描く絵があって、ピースが一つ足りない。
それを妻に満たしてもらおうと思っても、妻にとっては苦手な部分なので、その一つのピースを他者に満たしてもらおうとする。
(色違いのピースをはめても不格好ですよね・・・。)
ただ、妻としてお料理は苦手だけど、他に得意な部分は沢山あります。
妻の「不完全さ」を受け入れられない人ほど、実は自分の「不完全さ」を認められないことが多いんですね。
不完全であることが自然であるのに、「〜するべき」という思考が強すぎるので、それを相手にも同じように求めてしまう。
相手に求めても得られないので、どんどん心は満たされなくなっていきます。
出てくるのは「不満」ばかり。妻はあれもできない、これもできない、してくれない。
そんな満たされない思いが、不倫へと走らせてしまうこともあるのです。
妻の責任ではなく、夫の心の問題です。
不倫を繰り返さないために大切なことは、「自分の不完全さを認めてあげて、それを許してあげることです。」
そうすると、相手の不完全さを受け入れることができるようになります。
妻は、この部分はよくできるけれど、この部分はできないんだな・・それは仕方がないな。
だって、自分だって完璧ではないから。完璧じゃなくてもいいのだから。
この思考が大切ですね。
私も、最初は現在のパートナーに「完璧さ」を求めているところがありました。
でも、「俺は完璧な人間ではないよ」「完璧ではないけれど、成長はしていける」と言われたときに、「ハッ」と気づかされました。
自分だって完璧じゃないじゃない。
自分は完璧じゃないといけない、そうじゃないと愛されないという価値観があったのでしょうね。
それを気づかないうちに、パートナーにも求めてしまっていました。
これを心理学では「投影」といいます。
「気づかせてくれる」って、とてもありがたいことです。
もし、夫に「完璧さ」を求められたときは、
「私は完璧な人間じゃないよ」
「あなたは完璧な人間なの?そうじゃないといけないの?」と聴いてみてあげて下さい。
言われて初めて気がつくことも多いですからね(^_^;)。
でも、それが自分自身の成長にも繋がるのだと思います。
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不倫問題専門 心理カウンセラーNAOKO(松宮直子)
1974年 東京生まれ。H28 5月〜富山県から東京へ拠点を移しました。更に活動の幅を広げていく予定です。
相談実績2,500件以上 主に、夫の不倫問題に対処するためのカウンセリングや、夫の不倫後の妻の心のケアのカウンセリングを行っています。
ご相談者さまの「心に寄り添い」「最大限に自己解決能力を引き出す」ことを何よりも大切にしています。
口コミで知名度も上がり(ありがとうございます)、リピート率も高いため、最も予約が取りづらいカウンセラーと化しています(^_^;)。