理不尽な状況をどうやって乗り越える?

 

こんにちは。
カウンセラーのNAOKOです。

 

不倫をされて心が深く傷ついたとき・・・それでも夫が反省して向き合ってくれないとき・・自分から不倫をしておいて、家族を捨てようとしたとき・・・

 

「なんて理不尽なんだろう・・」と酷くショックを受けられた方もいると思います。

 

不倫をされた出来事だけでも、心はズタズタです。

 

心が傷でいっぱいなのに、更にその傷に塩を何度も塗り込まれるのです。

 

これほど辛いものはないと思います。

 

「不倫はやったもの勝ちなの!?」と理不尽な思いでいっぱいになり、癒えない傷とどう向き合っていけばいいのかもわからなくなりますよね。

 

私も理不尽な事件に遭遇したときに、こんな思いでいっぱいになりました。

 

女性として、人としての自尊心も一気に砕かれ、生きていることさえもしんどくなって、ふと「消えられたら楽になるのかなぁ・・」なんて思ったこともありました。

 

憎しみの感情、自尊心さえも奪われてしまった苦しみ・・そんな気持ちで心は支配されていきました。

 

 

もう心の中はドロドロです。

 

憎しみの感情を持ってはいけない・・なんていう本もあると思いますが、そんなのは綺麗事でしかありません。

 

人として当たり前の感情だと思います。心が癒えてきたときに、少しずつ自然と手放せる感情です。

 

最初は自分を責めました。「あの時に●●さえしていなかったら」とのように。

 

次に、とにかく復讐してやりたい。反省させたい。後悔させたい。そんな感情でいっぱいでしたね。

 

いや・・それ以上の感情にさえなりました。

 

でも、加害者は反省もしない。謝罪もしない。ただ、逃げるだけ。

 

自分に都合の良いように、嘘をつきまくり、ひたすら逃げる。

 

人を傷つけたなんて気持ちは、これっぽっちもない。

 

そこにあるのは、自己保身だけ。

 

もちろん、最後まで責任を取ることもしません。

 

世の中、こんな非情な人間もいるのです。

 

これはもう心が癒えるどころか、傷口がどんどん広がる一方でした。

 

私の場合は、戦う道を選びました。

 

支えてくれる人がいてくれたからこそ、戦う道を選べたんだと思います。

 

 

反省もしない人間は、また同じことを繰り返しますからね。

 

もう同じように傷つく人を増やしたくありませんでした。

 

警察の方々は、本当に親身になって下さり、できる限りの最善を尽くしてくれました。

 

それだけでも、本当に心が救われましたね。。

 

刑事さんが「決して、自分を責めないで下さい」と何度も仰って下さり、最後の調書を確認するときは一緒に泣いて下さいました(涙)。

 

辛い気持ち、悲しい気持ち、苦しい気持ち、憎しみの気持ち、全てを共有してくれたように感じ、心底救われました。

 

ただ、現実は、なかなか思うようにいかないことも多いです。

 

それを受け止めることが、本当に辛かったですね。。

 

事件から数ヶ月は、こんな感情でいっぱいでした。

 

心の持って行きどころがないんですよね。

 

でも、数ヶ月経つにつれて、いつも事件のことばかりを考え辛くなっている自分が「可哀想だな・・」と感じるようになってきたんです。

 

この頃には、周りの方々の「粘り強い支え」のおかげで、だいぶ心が回復してきたのでしょうね。

 

楽しめるようなこと、身体を動かすことさえもできなかったのですが、少しずつ少しずつリラックスできることから始めていきました。

 

その積み重ねで、心もだいぶ回復していったんですね。

 

とにかく、これ以上、加害者のことを考えたくなかった。というより、考えている時間がもったいなくなってきたんです

 

こんなに酷い思いをしたのに、更に苦しめられるなんてもう嫌だ。

 

周りの方々は精一杯支えてくれたけれど、最後は「自分の力」が必要だ。

 

なんとしてでも、この状態から立ち上がりたい。もう時間は戻らないのだから、これからは自分のために生きたい。幸せな気持ちで過ごしたい。時間がもったいない。

 

こんな気持ちが強くなってきたんですね。

 

そこからようやく立ち上がれるようになってきました。

 

結果は自分が望んでいる全てを得ることは難しかったですが、自分なりに納得がいくまで戦いました。

 

ただ、自分の中での「落としどころ」も見つけておかないといけません。

 

その現実と向き合うこと、受け止めることが一番辛かったですけどね。

 

不倫をされて心を酷く傷つけられた方も、「なんて理不尽なんだろう」と感じることも多いと思います。

 

本当に世の中は、理不尽です。不条理です。

 

 

でも、反面、救われることも沢山あります。支えてくれる方々のおかげで、心が救われるときがあります。

 

そこで初めて、自分の心と向き合えるようになるのだと思います。立ち上がることができるのだと思います。

 

でも最後は、「自分の力」が必要です。

 

「絶対に、幸せになる!」「現状から打破するんだ!」こんな強い思いが必要になります。

 

そして、何より、自分を責めないようにしてあげて下さい。これ以上、自分の心を傷つけない為にも。

 

そういえば、離婚をした後も、ひたすらこんなことを想いながら生きてきたように思います。

 

自分の人生は自分だけが選択できます。

 

 

誰かが幸せにしてくれるのではなく、自分で自分を幸せにするしかないのです。

 

今現在も本当に理不尽な状況に晒されて、お辛い思いをしている方もいると思います。

 

とにかく、周りの方々の力を借りていきましょう。

 

罪を犯した人間が癒してくれるとも限りません。

 

本当にその人を救ってくれるのは、周りの方々からの支えや想い、自分の力です。

 

最後は、「絶対に幸せになってやる!このままじゃ終わらせない!」

 

この強い思いが、必ずあなたを救ってくれるはずです。

 

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不倫問題専門 心理カウンセラーNAOKO(松宮直子)

 

1974年 東京生まれ。H28 5月〜富山県から東京へ拠点を移しました。更に活動の幅を広げていく予定です。

 

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