ようやく夫が不倫相手と別れました

 

こんにちは。
カウンセラーのNAOKO(松宮直子)です。

 

先日、「ようやく夫の不倫が終わりました」と嬉しい報告メールをいただきました^^

 

昨年までカウンセリングさせていただき、ありがたいことにサポートブックも2冊読んで下さっています。

 

不倫をしていた夫は「妻のことも大事」だけれど「不倫相手も手放せない」という宙ぶらりんな感じでした。

 

でも、夫の態度を見ていると、どう考えても「離婚はしないだろう」「不倫相手とはいずれ終息するだろう」と思っていました。

 

ただ、「どちらとも上手くやろう」という「夫の甘さ」がありました。

 

最終的には妻が不倫相手に慰謝料請求をするか、不倫相手に話をつける以外は難しいだろう・・もしくは不倫をしている夫に「警告を鳴らす?」とも感じていました。

 

妻に対して「甘え」が酷い夫の場合、不倫がずるずると長引くケースが多いですからね・・。

 

不倫の発覚当初は、夫も不倫相手に夢中でしたし、これ以上何かを言っても難しい・・という状況でしたが、徐々に夫が離れていく怖れを断ち切り、不倫相手にけじめをつけさせる力がついていきました。

 

夫の熱病状態が落ち着くまでは、少し様子を見る・・・という形でしたね。

 

その間も心から血が出るような想いだったと思います。

 

しかし、一向に不倫を止めないために何度か「夫に警告」。

 

「これ以上、不倫を止めないのであれば、不倫相手に慰謝料請求をしますよ」と。

 

それでも不倫を止めないため、弁護士を介入させるも、なかなか別れない。これがまたしぶとい・・・。

 

ついに慰謝料請求裁判を起こし、不倫相手に勝訴しました。

 

その後、ようやく夫が不倫相手と別れ、夫の心も100%妻に戻りました。

 

しかし、夫の心は不倫相手によって蝕まれ、疲れ果て。

 

不倫は全てのエネルギーが奪われますからね。

 

妻の心はその何倍も何百倍もエネルギーが奪われているんですけどね・・。

 

不倫から抜け出した夫は今、「妻の偉大さと、温かさ」を思い知っていることでしょう。

 

ここに至るまでは、本当に大変だったと思います。様々な怖れや不安、リスクを乗り越えないとここまで来れませんからね・・。

 

最後に仰っていました。

 

「これからは、私も努力をして、仲良くしていけるようにしたいと心から思います」と。

 

この言葉からは「無理をしてがんばる」というよりも、「自分にとって大切な夫とこれからの人生を楽しく歩んでいきたい」という主体的な想いが感じられました。

 

私がカウンセリングをしていない間も精一杯がんばってこられて、自分の力で解決へと導かれたことに心から尊敬しています。

 

 

夫の不倫問題が解決する方には、いくつかの共通点があります。

 

夫に自分の気持ちを伝えるタイミングを熟知していること。

 

自分の心を守るために、闘うべき相手に立ち向かえること。

 

・一度、破壊させ、新たに構築する覚悟を持てたこと。

 

・決して、自分の感情や行動を否定しないこと。

 

段階を踏みながら、自分の気持ちと向き合い、夫と向き合う勇気と力を兼ね備えたときに「不倫問題が解決される」ことが多いです。

 

(※段階の踏み方、気持ちの伝え方、気持ちを伝えるタイミング、警告を伝えるタイミング等は、「夫の不倫問題に対処するためのサポートブック」も参考にしていただけると幸いです。)

 

 

夫の不倫はもちろん「夫の問題」ではあるのですが、夫自身がなかなか自分で解決できないとは、妻が様々なことを決断しなければならないこともあります。

 

「間違っていることに、間違っている」と言える勇気。

 

平穏な夫婦関係に割って入ってくる不倫相手を追い払う勇気。

 

この勇気は、「怖れや不安を乗り越えたときに初めて身につく力」だと思います。

 

怖れや不安<「自分の心を守る」「夫婦としての関係性を守る」

 

この図式が出来上がったとき、自然にこの力が発揮されます。

 

 

妻の優しさや寛容さに「あぐら」をかき、妻と不倫相手と両方上手くやろうとしてしまう夫もいます。

 

その場合は、段階を経ながらも、適切な対処を取った方が良いです。

 

ただ、それなりに覚悟や勇気がないとできることではないので、少しずつ気持ちの整理をしていきながら「自分はどうしたいのか?」の答えを見つけられるといいですね。

 

とは言え、不倫発覚当初は妻の気持ちも混乱しているために、なかなか対処ができないことの方が自然です。

 

しばらくは、自分の心を守るために、「静観をする」という選択をすることもあるでしょう。

 

それは、きっと「今は」静観をしていた方がベストなのだろうという答えを持っているはずだからです。

 

「〇〇をしたから正解」なのではなく、「〇〇をしたいと思ったからしたんだ」が正解なのでしょう。

 

大切なことは、自分の存在、感情、行動を信じることです。

 

そして、自分の「未来」も信じてあげること。決して「絶望だけではない」ということを信じること。

 

絶望しか感じられないときでも大丈夫。誰かがそっと信じていてくれるから。

 

それが「解決へと導く力」になることは間違いないでしょう。

 

 

 

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不倫問題専門 心理カウンセラーNAOKO(松宮直子)

 

1974年 東京生まれ。H28 5月〜富山県から東京へ拠点を移しました。更に活動の幅を広げていく予定です。

 

相談実績2,500件以上 主に、夫の不倫問題に対処するためのカウンセリングや、夫の不倫後の妻の心のケアのカウンセリングを行っています。

 

ご相談者さまの「心に寄り添い」「最大限に自己解決能力を引き出す」ことを何よりも大切にしています。

 

口コミで知名度も上がり(ありがとうございます)、リピート率も高いため、最も予約が取りづらいカウンセラーと化しています(^_^;)。

 

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