不倫者が水面下に入る理由

 

こんにちは。
カウンセラーのNAOKOです。

 

夫の不倫が発覚したとき・・・

 

夫に問い詰めたら、夫はすぐに泣いて謝り、「すぐに別れる」と言った。

 

それなのに・・

 

1週間も経たないうちに、不倫相手と復活している。

 

別れ話はしたはずなのに・・なぜ不倫を止めてくれないの?

 

隠れてコソコソと不倫を続けている夫。

 

夫はバレていないと思っている。

 

夫のLINEをチェックしてみると、更に不倫相手との絆が深まっているような気がする・・。

 

 

 

こうして、一度は不倫相手と別れたはずなのに、すぐに関係を復活させる不倫者が多いです。

 

なぜ、あれだけ「別れる決意」も固く、妻に泣いて謝罪までしたのに水面下に潜ってしまうのでしょうか?

 

それは、

 

”禁断症状に耐えられなかった”

 

これが水面下に入る大半の理由であることがわかります。

 

頭では「不倫相手と別れなくては」と思っています。

 

このままではいけない・・とも思っています。

 

ただ、不倫は刺激も強く、薬物依存やアルコール依存等と変わらないので、多くは”禁断症状”が出るのです。

 

別れ話をした後は、夫も不倫相手も強い禁断症状が出ます。

 

今まで手に入れていた刺激を手放すことは、不倫当事者にとって”恐ろしいもの”でもあるのです。

 

現実から逃避をするために手に入れていた刺激を手放す・・・ということは、

 

現実に戻らないといけないので、恐怖でしかありません。

 

それは、つまり本人にとっては「何もない自分に戻る」ということを意味します。

 

一度、現実逃避をしてしまうと、現実逃避をする「前」の自分が”どうやって生きていたのかわからなくなる”のです。

 

俺(私)には何もない・・これからどうやって生きていったらいいのかわからない

 

という恐怖が襲ってきます。

 

不倫という刺激を手放した直後は、自分の中が空っぽな状態です。

 

自分は何をしたくて、自分は何が好きで、自分は何をしていると居心地がいいのかもわかりません。

 

そんな空っぽになってしまった自分に耐えきれず、イライラが募ったり、魂が抜けた状態になったりします。

 

その状態に耐えられず、衝動的に「再び、不倫相手に連絡を取ってしまう」ということが起こります。

 

そして、”勘違い”をしてしまうのです。

 

別れることが辛すぎる=相手のことが本当に好きなんだ

 

ということに。

 

別れ話をして一旦は別れたものの、再び水面下に入ると不倫者同士の結束が強まります。

 

実際は、結束が強まるのではなく、”勘違いをしている”に過ぎないのですが・・・
(-_-;)

 

この禁断症状が、不倫を長引かせてしまったり、すぐに不倫者同士が別れない大きな要因になっています。

 

※関連記事・・「3年以上続く不倫の真実と対処法」)

 

 

 

妻からしたら、

 

「なぜ、自分の意志で別れてくれないの?」

 

「なぜ、家族を傷つけてまで不倫を続けるの?」

 

と、不倫をしている人が何を考えているのか、どんな神経なのかに理解に苦しみますよね。。

 

しかも、1回だけではなく、2回も3回も、禁断症状を乗り越えることができずに水面下に入る方もいます。

 

こうなると、妻の心は何度も何度も裏切られ、気持ちも持たないんですよね。

 

今度こそ、別れてくれるかな・・・

 

と期待をしているのに、水面下で復活をしていることがわかると、前回の発覚よりも何倍も傷つきます。

 

繰り返されてしまうと、もう夫に不倫を止めてもらうためのアプローチをするのもしんどくなってきます。

 

不倫者が水面下に入ることは、妻の心を何倍にも破壊するのです。

 

※関連記事・・「夫の2度目の不倫は、妻の心を何倍にも破壊する」)

 

 

 

水面下を繰り返している不倫当事者は、実はもうワクワク、ドキドキなんてものはありません。

 

一緒にいても生気がなくなり、でも手放すと恐怖が蘇ってくるので、ある意味、地獄のスパイラルです。

 

中には、様々な病気になってしまう方がいたり、異様に痩せたり、太ったりされる方もいます。

 

気持ちが不安定な証拠です。

 

※関連記事・・「不倫をしたら、一旦地獄まで落ちましょう」)

 

 

こうなったら、地獄のスパイラルをしっかり味わってもらうのも一つの手です。

 

なぜなら、熱病状態で無理やり相手と別れても、「不倫への幻想」が抜けないからです。

 

別れた後もその幻想にとり憑かれてしまうので、「相手を美化」してしまうことがあります。

 

相手を美化したまま不倫が終わってしまうと、またどこかで不倫を繰り返してしまうというリスクが高くなります。

 

不倫がズルズル続くと、妻も苦しみが続いてしまうのですが、不倫者同士にはしっかりと「不倫による苦しみ」を味わってもらわないといけません。

 

不倫が美化されることなく、勘違いのままで終わらせてはいけません。

 

不倫者同士がお互いにエネルギーを奪い合い、お互いに枯れ果てるまで落ちた方がいいのです。

 

優しい妻は「そうしたら夫が可哀想・・」と感じるかもしれませんが、二度と不倫を繰り返さないためには「痛み」も必要です。

 

自分が犯してしまった罪は、自分で償わないと意味がありませんからね。

 

それが、本当の優しさではないでしょうか。

 

 

こうして不倫の大半は、別れたり、くっついたりを繰り返すのですが、

 

決して相手を本気で好きだからではありません

 

お互いに禁断症状を乗り越えることができずにいるだけです。

 

更に、勘違いが強くなるという・・・。

 

それが不倫の現実です。

 

そもそも、「不倫」というものは「相手の本質」を見ようとしませんからね。

 

相手が、「どんな人であるのか」など関係ないのです。

 

それこそ、不倫相手が二股かけてようが、婚約者がいようが関係ない。

 

お互いが”埋められない溝を埋めるためだけに存在する”のです。

 

相手のことが本当に好きで、一緒になりたいと思うのならば、まずは「相手の本質」を見ようとしませんか?

 

不倫にはそれが「ない」のです。

 

もし、不倫相手と比べて辛くなってしまったときは、そのことを思い出して下さいね。

 

中身が空っぽの相手でもいいのが、不倫。

 

中身が重要(結婚に向いているか)なのが、結婚生活。

 

これが真実ですね。

 

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不倫問題専門 心理カウンセラーNAOKO(松宮直子)

 

1974年 東京生まれ。H28 5月〜富山県から地元でもある東京へ拠点を移しました。更に活動の幅を広げていく予定です。

 

相談実績3,000件以上 カウンセラー歴10年 主に、夫の不倫問題に対処するためのカウンセリングや、夫の不倫後の妻の心のケアのカウンセリングを行っています。

 

ご相談者さまの「心に寄り添い」「最大限に自己解決能力を引き出す」ことを何よりも大切にしています。

 

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