不倫とモラハラの因果関係
こんにちは。
カウンセラーのNAOKOです。
不倫をしている人は、基本的に自分に自信がなかったり、引け目を感じていたり、自己肯定感が低い方が多いです。
不倫をしていて、尚且つモラハラ傾向にある人が多い理由は、
「モラハラ」(精神的DV)になる「原因」も上記のような気質を持ち合わせているからなんですね。
妻に対して暴言や虐げるような行為をすることによって、自分の存在価値や優越感を高めているのです。
どちらも対処的には、「限界を設ける」ということが重要です。
自分に自信がなかったり、自己肯定感が低い方というのは、パートナーに対する「期待」や「要求」が過度になります。
相手の要求通りに動いてしまったり、受け入れてしまうと、それ以上に「期待」や「要求」が強くなります。
本人は期待や要求がエスカレートしていることに全く気づいていないんですね。
「ここまではできるけれど、これ以上のことは●●だからできません」
このようにエスカレートさせないように、限界を設けて、相手に伝えていきましょう。
直接伝えるのが怖い場合は、メールやLineでも良いので伝えてみましょう。
本人は過度になっていることに気づかないので、「それ以上は無理です」ということを伝えることによって、「そうだったのか」と気づくこともあります。
一時的に逆ギレをしたとしても、そのような「妻の毅然とした態度」をみて、自分の態度を改めていく方も多いです。
不倫もモラハラも基本的な対処は同じです。
まず、自分の心と身体を最優先にしていくことが重要です。
その上で、相手からの「期待」や「要求」については、「限度を設ける」ということが、様々な問題を解消していくための近道になるでしょう。
以前、1年ほどカウンセリングをさせていただいた方も、夫は不倫もしていて尚且つモラハラ傾向が強かったんですね。
夫が毎晩、何時間も妻に対してお説教をし(正座させて)、暴言や虐げるような発言は日常茶飯事でした。
そのような環境にい続けると、自信もなくなりますし、全て相手(夫)が正しいかのような感覚になるんですよね。
「全部私が悪いんだ・・」と。
不倫をされているのも、「私が魅力的ではないからだ・・」と。
カウンセリングを受けていく中で、少しずつ本来の自分を取り戻していき、暴言や無謀な要求に対して「NO!」と言えるようになってきました。
その積み重ねで、夫は不倫も止め、モラハラも落ち着いてきました。
その時に夫が発した言葉は「今のお前に対して不倫とかとてもできないよ」でした。
人と良好な関係を作っていくためには、ある一定の距離感が必要です。
これを「境界線」というのですが、「あなたはあなた」「わたしはわたし」という感覚が大切です。
夫婦間の問題や親子関係の問題というのは、「境界線」を設けることで大概は問題が解消されます。
相手の問題をコントロールして取り除くというよりは、自分の中での「捉え方」が変わり、結果として周りも変わっていくという形ですね。
そこに至るまでが大変なことも多いのですが。。(^_^;)
意識しないとすぐに忘れてしまうので、まずは「意識をしていく」ということから始めましょう。
私もよほど「意識」しないと、周りの問題に巻き込まれてしまいますから(^_^;)。
自分の心を守るためにも、パートナーとは心理的な距離を取っていきましょうね^^
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●カウンセラーのNAOKO(松宮直子)のプロフィールはこちら
不倫問題専門 心理カウンセラーNAOKO(松宮直子)
1974年 東京生まれ。H28 5月〜富山県から東京へ拠点を移しました。更に活動の幅を広げていく予定です。
相談実績2,500件以上 主に、夫の不倫問題に対処するためのカウンセリングや、夫の不倫後の妻の心のケアのカウンセリングを行っています。
ご相談者さまの「心に寄り添い」「最大限に自己解決能力を引き出す」ことを何よりも大切にしています。
口コミで知名度も上がり(ありがとうございます)、リピート率も高いため、最も予約が取りづらいカウンセラーと化しています(^_^;)。