夫に不倫のことを指摘するのが怖いとき
こんにちは。
カウンセラーのNAOKOです。
夫の不倫が発覚し、一旦は「相手女性と別れてよ!」と感情に任せて伝えられたとしても、
夫がなかなか不倫を止めようとしてくれないとき・・
次からは、夫の不倫を指摘するのが「怖くなってしまう」ときがあるんですよね。
誰でも「不倫を止めて!」と言えば、平謝りをして不倫を止めてくれると思いますから。
すぐに止める方もいるのですが、「止めて欲しい」とお願いをしたにも関わらず、隠れてコソコソ不倫を続けてしまう方もいます。
不倫をしたという事実で「1度目の裏切り」を受けています。
次に、不倫を止めて欲しいと伝えたにも関わらず、止めてくれない・・・「2度目の裏切り」です。
裏切られた気持ちの回数が増えれば増えるほど、自信もなくなっていきますので、それ以上夫に不倫のことを指摘することが怖くなってしまうのです。
「自分が発する言葉や行動で、もっと悪化してしまったらどうしよう・・」と思うと動けなくなります。
指摘することによって「最悪の結果を招いてしまうのではないか」という恐怖心の方が勝ってしまうんですね。
このような状態のときは、心が何度も折れてしまい「不安」と「恐怖」しか感じられないときです。
無理に動こうとしたり、指摘をしないと!と意気込むのではなく、少しずつ心を回復させていくことから始めましょう。
一番は誰かに支えてもらいながら、感じている不安や恐怖を一つずつ解消していくことが望ましいです。
サポートブックを読まれている方は、第5章「実践!不倫を止めてもらうための効果的な対処の仕方」P61の「いざ、夫に対処をしようと思っても躊躇してしまうとき〜怖れを取り除くことで適切に対処ができる」を何度か繰り返し読んでみて下さいね。
怖れが、
・経済的な不安があるときなのか
・離婚をされる怖れがあるときなのか
・世間的な不安があるときなのか
・子供に対する不安があるときなのか
・心理的な不安があるときなのか(夫が離れていくことが不安)
きっと、様々な不安が絡み合っていると思うのです。
一番大きな不安としては、
「経済的な不安」と「夫が離れてしまうのではないか?」という不安ではないでしょうか?
「夫が離れていく不安」に対処をするためにはP70に記載してありますが、一つとても大切なことがあります。
無理やりに不安を解消するための行動に移さないこと。
精神的な自立性を高めていくためには「そのための行動を取ること」も大切なのですが、その前に「自分の感情をしっかり見つめて、認めてあげること」が大切です。
認めてあげるということは、「その不安を感じても無理もないよね」と不安な気持ちを丸ごと認めてあげること。
精神的な自立ができていないからダメなんだ・・ではなく、不安に感じている自分を受け入れ、認めてあげることが大切なんですね。
それらを受け入れた上で、自分が本当に望むことの選択を広げていくこと。
心が消化不良のまま、何かを取り入れようとしても、心のどこかで反発心が生まれてしまいます。
心のどこかで「夫が不倫なんかしているから、私はこんなことをしないといけない」と犠牲心が出てきてしまいます。
心が感じるままに行動をすることが何よりも大切なことなので、自然とそのような気持ちが芽生えるまでは、無理をしないようにして下さいね。
別のストレスや葛藤を生んでしまいますから。
決して焦らないようにして下さい。
精神的な自立の確立は、何か行動に移したからといってすぐに確立できるものではありません。
日々自分の感情をしっかり感じ、認めてあげることを積み重ねることで、自分を大切に思えるようになります。
無理にステップアップするのではなく、少しずつ自分の心に問いかけながら一歩一歩進んで欲しいと思います。
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不倫問題専門 心理カウンセラーNAOKO(松宮直子)
1974年 東京生まれ。H28 5月〜富山県から東京へ拠点を移しました。更に活動の幅を広げていく予定です。
相談実績2,500件以上 主に、夫の不倫問題に対処するためのカウンセリングや、夫の不倫後の妻の心のケアのカウンセリングを行っています。
ご相談者さまの「心に寄り添い」「最大限に自己解決能力を引き出す」ことを何よりも大切にしています。
口コミで知名度も上がり(ありがとうございます)、リピート率も高いため、最も予約が取りづらいカウンセラーと化しています(^_^;)。