不倫相手に慰謝料請求をするタイミング

 

不倫は薬物中毒と同じ

 

 

こんにちは。
カウンセラーのNAOKO(松宮直子)です。

 

「不倫」

 

というのは、非現実的な世界でもあり、日常生活では味わえない

 

「刺激」

 

も多く、

 

脳から様々な

 

「ホルモン」

 

も放出されます。

 

特に、不倫に至る前に、夫が

 

・過剰に自信を失う

 

・家庭においての存在価値を見失う

 

・誰も自分を必要としていないと感じる

 

・仕事が多忙すぎて睡眠時間が短い

 

このように、心身共に落ちていると、ジェットコースターのように

 

「感情のアップダウン」

 

が激しくなり、

 

結果、不倫への執着、依存度も高まります。

 

この感情の揺れ幅が大きければ大きいほど、

 

相手の女性に対して、

 

「運命の相手だ」

 

「この人しか自分を認めてくれない」

 

という錯覚にも陥ります。

 

このような状態になると、

 

既に「薬物を摂取した状態」と変わらなくなり、

 

周りの誰から見ても、

 

おかしな言動を始めます。

 

 

 

熱病状態のときは何をしても効果が出ない

 

薬物を摂取した状態になっているときの状態を

 

「熱病状態」

 

と言うのですが、

 

この状態のときは、冷静な判断ができなく、視野が狭くなっているので、

 

不倫をしている夫に何かしらアプローチをしても、

 

手ごたえを感じないことが多いです。

 

逆切れされたり、

 

妻のせいにされたり、

 

突然、家を出て行こうとしたり、

 

不倫相手と再婚したい!と言い出したり、

 

子どものことは何も考えなくなったり、

 

「別人格」

 

になってしまうのが普通です。

 

 

特に、

 

根が真面目で優しい人

 

罪の意識を感じやすい人

 

普段から自己主張をしない人

 

もしくは

 

普段から「俺様タイプ」の人

 

誰かに責められるのを異常に怖れている人

 

このような人は、一度不倫をしてしまうと、

 

全く別の人間になってしまったかのようになります。

 

 

熱病状態はいつ落ち着くの?

 

熱病状態が落ち着いてくるのは、

 

多くは半年から1年程度です。

 

その後は、どちらかというと、

 

家庭に戻りたくても、不倫相手と別れられなかったり

 

別れた後の自分に戻ってしまうのが怖かったり

 

とんでもないことをした自分を責めすぎて、家庭に寄り付かなくなったり

 

現実の世界に戻るのが怖くて、不倫の世界に「執着」したり

 

このように、様々な

 

「怖れ」

 

「不安」

 

「罪の意識」

 

「羞恥心」

 

「自己攻撃」

 

から、不倫以前の自分の状態に戻るのが難しくなることがあります。

 

個々の性格によって反応は変わってきますので、一概には言えませんが、

 

多くはこのパターンを通ります。

 

 

 

熱病状態から覚めてきたタイミングを知るには?

 

多くは、

 

少しずつ妻や子どもとの会話が増えてきたり、

 

家族とどこかへ出掛けようとしたり、

 

家族とのコミュニケーションを図ろうとしてきます。

 

ただ、上記のように罪の意識が深すぎることで、

 

逆に家族と距離を取ろうとする方もいます。

 

このように真逆の場合になってしまうこともありますが、

 

一つだけ明確にわかることは(熱病から覚めた状態)、

 

覇気がなくなってきている

 

やけになってきている

 

他の依存症を併発

 

感情の起伏が激しい

 

このような状態になっているときは、

 

熱病状態が覚めたがゆえに、

 

自分がやってきたことによる罪の意識が芽生え、

 

羞恥心が出てきている証拠なので、

 

不倫相手に夢中になっている状態からは抜けているでしょう。

 

問題は、

 

罪の意識が深すぎると、

 

「こんなとんでもないことをした自分は、もう許してもらえるはずなどない」

 

という思い込みによって、

 

不倫が止められず、

 

更に家族から距離を取ろうとしてしまうことです。

 

「離婚をしたい」

 

という発言が出てくることもあり、

 

本当に離婚をしたいというよりは、

 

「この場から逃れたい」

 

「責任を負う力がない」

 

という「逃げ」からの発言がほとんどです。

 

この状態のときに、責めすぎたりすると逆効果なので注意が必要です。

 

態度が悪く、冷たく家族に当たるなどをされると、

 

まるで反省などしていないじゃないか!

 

開き直っているということは、もうムリなんだな・・

 

と思ってしまうことがほとんどかと思います。

 

本当に反省をしていない人は、

 

”態度が変わらない”

 

のです。

 

家族への態度も変わらないので、わかりづらいです。

 

反省をしていないのもありますが、一番は

 

”不倫に対する罪の意識が低い”

 

ことがほとんどです。

 

 

 

慰謝料請求のタイミングは?

 

できましたら、熱病状態から少し抜けた状態で、

 

家族に少しずつ戻りつつある状態が、最も夫に逆切れされるリスクは少ないです。

 

この状態にある人は、

 

家族の元に戻りたいけれど、なかなか不倫相手が別れてくれない

 

不倫相手に切れられるのが怖くて、別れ話ができない

 

ということが多く、不倫を止めるタイミングを探しています。

 

上記のように勇気や力がなくなっている人がほとんどなので、

 

多くは「フェードアウト」を狙っています。

 

転勤をして不倫相手が離れてくれないかな・・

 

とかですね。

 

とてもずるい考えですけどね。

 

 

では、人が変わってしまったように冷たくなってしまった夫の場合はどうでしょうか。

 

罪の意識はどんどん膨らんでいき、

 

だんだん家族と距離ができてしまう人が多いのですが、

 

心の底では、不倫は不毛であるということはわかっています。

 

ただ、

 

止めても戻る場所がない

 

こんなことをした自分を許してはくれないだろう

 

恥ずかしすぎて、家族にどんな顔をして接すればいいのかわからない

 

今更、家族の元に戻れない。謝ったら立場的に下になって、追い込まれる

 

このような「強い思い込み」を抱えているために、

 

どの段階においても、少なからずリスクはあります。

 

(本来は逆切れする立場にすらないのですが・・)

 

 

相手の女に慰謝料請求をする際は、

 

何度か気持ちを伝えた後に、

 

「ここまではしたくなかったのだけれど、これ以上は心が持たないし、どうしても家族の元に戻ってきて欲しいから

 

慰謝料請求をします」

 

と、少し低姿勢で挑んだ方が、リスクは減ります。

 

まだ自分の心が

 

「本当に戻ってきて欲しいと思っているのか?」

 

わからない状態でも、

 

一先ず、止めさせるきっかけを与えることも必要です。

 

不倫は、アリ地獄です。

 

苦しいのに出られない。

 

楽しいから出られないのではなく、

 

現実逃避の世界がなくなってしまった後の自分を考えると怖くて、

 

苦しくてもなかなか出られないのです。

 

 

 

最終的には、夫の反応を見ながら、

 

「今、私は慰謝料請求をしたいのか」

 

「まだ様子を見ていたいのか」

 

と自分の心に何度も問いかけてあげる方が望ましいです。

 

自分で選択した決断は、悔いなく行えるからです。

 

 

実は、問題が起こると、

 

問題を起こした本人が一番悪いのですが、

 

「どのような対処を行うか」

 

については、

 

妻の選択が迫られます。

 

誰かのアドバイスに基づいた行動は、後々悔いが残る可能性がありますので、

 

アドバイスを考慮した上で、

 

最終的には自分はどうしたいのか?

 

という答えが出るまでは、無理に答えを出す必要はありませんよ。

 

自分で選択できる力がついてくると、

 

不倫問題だけではなく、

 

あらゆる問題を解決する力がつき、

 

自分の人生を誰にも振り回されなくなります。

 

確実にこの力がつきますし、

 

生きていく上では、一番必要な力です。

 

誰かに支えてもらいながらも、

 

最後まで「自分の選択する力や権利」を、誰かに明け渡さないようにしましょうね。

 

 

私もカウンセリングをさせていただく上では、最も注意をしている部分です。

 

「こうしなさい」

 

「ああしなさい」

 

「こうすれば〇〇になりますよ」

 

ということは、言いません。

 

「いつまで我慢をした方がいいですか?」

 

「夫はいつ戻ってきますか?」

 

「いつ慰謝料請求をした方がいいですか?」

 

と質問をされることもあるのですが、

 

不確定なことはもちろん答えられませんし、

 

本人にしか正解がないことは、答えることはできません。

 

私が答えを持っているわけではありませんからね。

 

そんなときは、再度、一緒に考えるように立ち戻ります。

 

本人のためにならないようなことは決してしませんので、

 

その辺りはご理解いただけると幸いです。

 

私がある程度わかることは、

 

夫の態度や行動からの「心理状態」と、

 

考えられるリスクなどです。

 

それを確認した上で、

 

ご自分がどうしていきたいのかを、決めていかれることが望ましいですね^^

 

(慰謝料請求については、サポートブックも参考にしていただけると幸いです。タイミングも重要ですが、「目的」はもっと重要です)

 

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<読むだけでカウンセリング〜解決へと導くサポートブック>

 

「夫の不倫問題に対処するためのサポートブック」(夫の不倫が継続中の方向け)

 

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不倫問題専門 心理カウンセラーNAOKO(松宮直子)

 

1974年 東京生まれ。H28 5月〜富山県から地元でもある東京へ拠点を移しました。更に活動の幅を広げていく予定です。

 

相談実績3,000件以上 カウンセラー歴10年 主に、夫の不倫問題に対処するためのカウンセリングや、夫の不倫後の妻の心のケアのカウンセリングを行っています。

 

ご相談者さまの「心に寄り添い」「最大限に自己解決能力を引き出す」ことを何よりも大切にしています。

 

口コミで知名度も上がり(ありがとうございます)、リピート率も高いため、最も予約が取りづらいカウンセラーと化しています(^_^;)。

 

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